私は建築関係の仕事をしていた関係で、長いことけっこう首都圏のあちこちの現場を仕事場にしていました。 最近気づいたのですが、数ある現場はかなり高い確率で近くに「氷川神社」がありました。 建築関係ですと安全祈願とか、朔日参りとかでお世話になりました。 大宮、渋谷、赤坂などなど。 オオクニヌシノミコトなど出雲系の神様が主祭神なので、「氷川」はもと「簸川」「斐川」「斐伊川」から由来しているともいわれています(諸説あるようです)。
さて神話を読み解く諸説の中には、(古事記日本書紀では)「スサノオノミコトがヤマタノオロチ退治の時に尾を切ったら中から草薙の太刀が出てきた」=「スサノオが暴れ川だった斐伊川の治水を行ったら砂鉄がとれるようになり製鉄ができるようになった」の隠喩である、というのがあり、土建屋的視点では大変興味をひかれます。
出雲系の神様は「縁結びの神」として祀られるようになりましたが、これも「わりかし円満に国譲り(権力移行)がなされた」と考えればアマテラス以降のリスペクトの対象とも言えるわけで、個人的には腑に落ちるんですが・・・ あまりしゃべると罰が当たってしまいそうなのでこの辺にしておきます。
氷川神社に話を戻すと、その所在は、関東のそれも荒川水系が多く、他に隅田川、目黒川、神田川、渋谷川など小さめの川沿いに多いみたいです。 ですから東京あたりで建設工事の仕事をしていると、近くに氷川神社が・・・というのは「あるある」なんですね。 でも氷川神社にはスサノオノミコト・イナダヒメノミコト・オオナムチ(オオクニヌシ)ノミコトが祀られているところが多いので、たまたま現場の安全祈願でお参りしてきましたが、やっぱり「縁結びの神」でもあるわけです。
それで、私もいつしか新しいご縁があると、「近くに氷川神社、あるかな?」という本末転倒的な行動に走るようになったのです。
そして今日(やっと本題かよ)、東京の某有名出版社にこの「+14db Project」の雑誌掲載について打合せに出向くことになり、地図で探してみたら・・・・やっぱり近くにありました、その名も「簸川神社」。 アマチュア無線をやっている人なら宛先で「斐川町」と一度は書いたことがあるでしょう、あのJARL QSLビューローのある斐川(斐伊川)の古名が簸川です。
やっぱり「ひかわ神社」は、私にとって実は縁結びの神様だったようです。 もちろんお参りしてから打合せに行きました。