サイトワールド2024

今日は、錦糸町で開催中の「サイトワールド」に行ってきました。

11/1〜3の間、視覚障がいに関するシンポジウム・展示会・ワークショップなどが連日行われる、年に一度のお祭り的イベントです。

今回私は初参加です・・・というかこういった催しが行われているのを知ったのはごく最近です。 というのも「モールスを盲ろう者に紹介する」取り組みをもう30年以上も続けている大先輩とこの会場でお会いして、情報交換をさせていただくのが主な目的なのです。

会場入口の外でその方とお会いし、今までの活動についていろいろお話をすることができました。 無論長年取り組んでおられる方なので、私の方が勉強になることが多かったですが、アプローチの仕方が多少異なることもあって、まだ駆け出しの私の取り組み方にも興味を持って耳を傾けていただきました。

いずれにしても、「モールスは盲ろうの人にも使ってもらえる、ユニバーサルデザインのコミュニケーションツールだ」という思いは同じで、今後どうしたら使ってもらえるか一緒に考えていきましょう、ということになりました。

来年の全国盲ろう者大会は、栃木県で開催されることになりましたが、もしかしたら「触覚モールス通信」の紹介体験出展にご協力いただけるかも知れません。

お話のあと展示を見て回りました。 数々のコミュニケーション機器の最新版が展示実演されており、ICT技術の進化による恩恵を感じます。 でも、どれも結構いい値段のようです。

わずか1000円で作れるこの小さな装置で、全世界と比べれば「キワモノ」には間違いない「モールス通信の世界」と「盲ろう者」が、何の区別もなくつながるはずです。 その可能性を紹介していくことは、ここに集まっている多くの人や企業が目指していることと実は変わりないものであり、また競合するものでもない、と感じました。

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