お盆に開催されたKCJコンテストの結果が発表になりました。
このうち、「触感受信」の再現性(=聴覚受信に対しての)を相対評価的に現してくれていそうなのが、「IM:相手のコールサインをミスコピー」、「RR: 相手の送ってきたRSTをミスコピー」、「MR:相手が送ってきたマルチをミスコピー」 の3つです。 このうち、RRはみなさん0ですが、これはコンテストでのRSTレポートというのは、まず間違いなく「599」の一択だからです。
ですからこの表のSCOREに続く12の数字の、1番目「IM」と5番目「MR」をまわりの人と比べると、当局(JK1FNN)は「3と2」ですが、そう飛び抜けて多いというわけでもない、ことがわかります。(ちなみに母数である総交信局数は「QSOs」欄の78です)
以上から、この「振動による触覚電信」は、究極の圧縮された情報量を交換する「CWコンテスト」においても、十分「聴覚電信」並みの了解度を保っている、と言うことができそうです。