430MHz ヘンテナ / 2010年版


2007年のハムフェアでVX-3を購入し、以後「無線のつどい」みたいなものに参加するときは、とりあえず持っていっていました。
あるとき仕事で地方出張することになり、ちょっと宿泊先のホテルから出てみようかな?と思い、それなら付属のホイップでは非力・・・ということで作ってみたのがこちらのヘンテナ。



この青緑色の「マスト」は、かつてKH0やV63へのIOTAバケーションツアーで活躍したデルタループのスプレッダでした。
2つある相方の方がちょうど同じ部分で折れてしまって、お払い箱のジャンク扱いで眠ってました。

そうしたところ、このVX-3のアンテナは「SMAコネクタ」。
その後何かと使うことが多くなり、専用の圧着機まで入手するぐらいになりましたが、まだこのVX-3購入当初は、「何この小さいコネクタ?ホイップアンテナ用の特注部品?」なんて思っていました。

で、ここに挿すSMA-Pコネクタがちょうど入る軽い支持材を・・・と辺りを見回したところ、このデルタループの片割れを見つけたわけです。


エレメントのアルミパイプは、ガスで温めながらパイプベンダーでじんわり曲げて作りました。
薄手(0.5mm厚)のアルミパイプをこうやって15Rぐらいで曲げるのは、結構慣れが必要です。
何度かへし曲がったり、破断したりしました。


でも作るには作ったものの、あんまりこれを使う機会って、ないですね・・・・

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