今日、入間市産業文化センターで開催された「電波文化祭 サイクル4」に出展+LTトーク(発表会)で参加してきました。
出展ブースは、「ハートウエアラボ」を主宰されている米山爾さんとお隣でした。 (ハートウエアラボ:https://heartwarelab.jimdofree.com/)米山さんとは直前にメールのやりとりを少ししただけで初対面です。
米山さんはアマチュア無線家ではありませんが、以前から盲ろう者のコミュニケーション援助について取り組んで来られ、「モールス通信が応用できるのはないか?」との思いで、ご本人は電波文化祭は「ちょっと場違いかな?」と思いつつ出展されたそうです。(全然場違いではないのですが)
片や私は50年CWをやってきて、以前ここに書いたようにふとしたことから「モールスはユニバーサルデザイン」との考えに至り、「これは誰かの役に立つのではないか?」との思いの末に「盲ろう者」にめぐりあい、JI1JDI神宮さんのお取り計らいで、今回の電波文化祭を主宰するJN1GGZ大瀧さんから声をかけていただいた・・・ というわけです。
つまり、まったく逆のアプローチの2人が同じ山頂を目指して8合目で出会ったような感じです。 米山さんの取り組みは盲ろう者スポーツ支援をベースに「さすがラボ!」という舌を巻くようなツールを引っさげ、私は私で米山さんが「あーこんなの作りたかった!」というような小道具を各種取りそろえて来たので、お互いリソースを融通し合って「間口半間の2ブース」がほぼほぼ「間口1間1ブース」に近い感じで、途中LTトーク登壇もあり、あっという間の一日でした。
規模はハムフェアには及びませんが、出展者のみなさんそれぞれ個性的で何かしら主張が感じられ、また15分交替で繰り広げられる「LTトーク」はそんな中で求心力的な役割を果たしていて、いいあんばいにリラックスと熱気のブレンドされた場だったと思います。(そんな中で連チャンで登壇した米山さんと私は若干(かなり?)予定時間をオーバーして「パッショントーク」をやってしまいました。 後続で登壇された方、ごめんなさい・・・!)
会場では米山さんが招待した、盲ろう者を含む障がいをお持ちの方々とけっこうたっぷりとお話(ろうの介助者の方と私で筆談→その介助者と盲ろう者とで指手話、とリレーする)でき、でも最後には直接モールスで肩をたたき合って「ー ・・-」 「・・・-・-」などを理解していただけました。 それだけでも私には秋の全国盲ろう者大会に出展する自信になります。 皆様ありがとうございました。
「ハートウエアラボ」さんと「+14dbプロジェクト」は、10月に宇都宮で開催される「全国盲ろう者大会」にもブースを並べて出展する予定です。
末尾になってしまいましたが、こういった機会をつくっていただいた、大瀧さんはじめ電波文化祭運営スタッフの皆様にも御礼申し上げます。 よかったらまたお声がけ下さい。(今度は2回目なのでそんなにオーバートークしないと思います・・・)